コンピュータ将棋
ShogiDroid上で将棋ウォーズの棋譜を取り込む機能が追加された。 http://shogidroid.siganus.com/manuals/shogiwars2.html 同様の機能はぴよ将棋にもあったが、ShogiDroidではぴよ将棋よりもかなり強いソフトを動かして検討することができる。そのため、より…
表題の通り。 研究とか自分の将棋の検討とかをまとめた定跡ファイルを間違えて上書き保存してデータが飛んでしまい、とても辛い。 — 根岸 真哉 (@39th_theory) August 5, 2018 こうなってしまった経緯だが、普段の私は研究なり自戦譜を振り返った検討なりをS…
第28回コンピュータ将棋選手権(以下WCSC28)の前後に公開されたトップクラスの棋力を持つ将棋フリーソフトリンクとそれぞれの簡単な特徴まとめ。WCSC28以前からあったものは、たとえ今のトップクラス勢と張り合えるくらい強いとしても載せていない(ただし一…
ここ数日のあいだ、プロ棋士の阿部健治郎先生による以下のツイートをみた何人かの有志の方により、コンピュータ将棋やそれに関連する用語を解説した記事を執筆されるという動きがあった。 コンピュータ将棋用語一覧と意味が整理されているサイトをご存知の方…
第五回将棋電王トーナメント(以下SDT5)の後公開されたトップクラスの棋力を持つ将棋フリーソフト+詰探索エンジンのリンクとそれぞれの簡単な特徴まとめ。SDT5以前からあったものは、たとえ今のトップクラス勢と張り合えるくらい強いとしても載せていない(…
将棋ソフトの導入の仕方について書きたいと思う。 SDT5も近くなってきたこのタイミングでこれを書くというのもすこぶる筋悪な気がするが、自分の周りの人たちからは未だに「ソフトをどうすれば使えるのか分からん」という声がしばしば聞かれる。”ソフトなん…
書くネタが特に思いつかないので、取るに足らない程度のKKSの小ネタを書いてみる。タイトルに①とあるけど②以降に続くかは分からない・・・。 <5月某日のぼく> 先日のwcsc27の結果は衝撃的だった。まさか新顔のelmoが王者ponanzaを破って優勝するとは。し…
※7/24追記:後で気づいたが、以下とほとんど同じ内容が本家様の記事↓にそっくりそのまま解説されていたようである。筆者はそれに全く気づかないままこれを執筆した。そのため、驚くほど共通項が多い内容となってしまっている・・・。反省します。 やねうら王…
やねうら王の設定ではEvalShareをonにした状態で自己対戦させると、両者が同じ評価関数を用いた状態とさせることができるオプションがある。おなじ評価関数で自己対戦させた場合、こうすると使用するメモリの量を節約できるのだが、異なる評価関数どうしの場…
今更ながら評価関数の合成に手を出してみようと思う。これを使ってブリードしたところ、elmoなどの既存のものを超える、いわば「強化版elmo」とでもいうべき評価関数ができたという報告が多数なされている。これらの強化版elmoだが、公式にどこかで配布され…
主なトップクラス将棋フリーソフトのリンクとそれぞれの簡単な特徴まとめ。情報は基本的にすべて7/9時点。そのうち書き足すかも。 探索部、評価関数、定跡ごとに分けて並べてみた。 探索部 評価関数(互換性のあるもののみ) 定跡 詰探索エンジン 探索部 や…
(⑦-1の続き) さらに最終試験として、eval5+やねうら王4.72で大樹の枝(探索部・評価関数ともオリジナル)と戦わせてみる。ほとんどの人間にとって勝ち越すのも難しいレベルの強さを持つ大樹の枝だが、対戦成績はどうだろう。一手一秒、4スレッドでやってみ…
ここ数日の間、学習の条件はこれまで同じにしたままeval3~eval5を生成していた。 以下はテスト対局の結果。探索部はすべてやねうら王4.72。 eval3 106-4-90 eval2 (1t0.1s) eval3 97-0-3 epoch0 (1t0.1s) eval3 83-0-17 eval1 (1t0.1s) 第3世代のeval3だが…
振り飛車定跡から評価関数を作るという試みだが、既に十分の強さを持った振り飛車専用評価関数を作った方がいるようだ。私が定跡作成やバイナリのコピペなどでくだらないミスをしまくりながら学習を回している間に先を行かれてしまった。まあ、いかんせん低…