根岸の部屋

備忘録がてらに将棋(主にソフトとか角交換四間飛車とか)について書き殴ってます。棋力は絶賛伸び悩み中\(^0^)/

【WCSC28版】最新フリーソフトのリンクまとめ 【コンピュータ将棋】

 第28回コンピュータ将棋選手権(以下WCSC28)の前後に公開されたトップクラスの棋力を持つ将棋フリーソフトリンクとそれぞれの簡単な特徴まとめ。WCSC28以前からあったものは、たとえ今のトップクラス勢と張り合えるくらい強いとしても載せていない(ただし一部の探索部は除く)。情報は基本的にすべて5/24時点。そのうち書き足すかも。

 これは将棋ソフトにある程度慣れている方向けの記事となる。ソフトのダウンロード先のリンクだけ書かれており、具体的な導入方法や用語の意味などは解説していないためだ。

 評価関数、将棋ソフト一式そろっているもの、探索部、定跡と分類して並べてみた。 

 

評価関数

 主に評価関数が公開されているもの。単体では将棋ソフトとして動かすことはできず、やねうら王などの探索部を別に用意することで使用できる。

 

Qzilla-Qhapaq-Roll(QQR)

https://github.com/qhapaq-49/qhapaq-bin/releases/tag/eloqhappa

【形式】KPPT

【備考】qzilla9にQhapaqの開発者の方が学習を加えたもの。uuunuuunさんのサイトのレーティング表ではやねうら王探索部と組み合わせたものが最高レート(5/23時点)。

ブログ:Qzilla-Qhapaq-Roll関数(Qzilla9比でレート+50前後)を公開します - コンピュータ将棋 Qhapaq

 

妖怪惑星Qhapaq

https://github.com/qhapaq-49/qhapaq-bin/releases/tag/tagtest

【形式】KPPT

【同時に公開されているもの】探索部:無 定跡:付属

【備考】WCSC28で7位。ブログ:妖怪惑星Qhapaqの評価関数を公開しました - コンピュータ将棋 Qhapaq

 

名人コブラ

https://twitter.com/meijincobra/status/992918096162709504

【形式】KPPT

【同時に公開されているもの】探索部:無 定跡:無

【備考】WCSC28で4位。

 

Apery※そのままでは他探索部との互換性はありません!

(評価関数バイナリ等・githubhttps://github.com/HiraokaTakuya/apery/releases 

(同・Google Drivehttps://twitter.com/HiraokaTakuya/status/993026320983457792

(形式変換用ツール)https://github.com/HiraokaTakuya/apery_eval_wcsc28_format_to_apery_eval_sdt3_format/releases/tag/v1.0.1

【形式】KPPT

【備考】Aperyの評価関数バイナリはそのままでは形式が異なるため他のやねうら王などの探索部で用いることができない。変換用ツールを用いて形式を変換すれば利用可能となる。詳しい使用方法DLリンク先で。

Aperyに関しては「将棋ソフト一式」の項も参照。

 

W@ndre

https://twitter.com/ihme_vaeltaa/status/993147082889351168

【形式】KPPT

【同時に公開されているもの】探索部:無 定跡:付属

 

elmo

https://twitter.com/mktakizawa/status/995591992947097600

【形式】KPPT

【同時に公開されているもの】探索部:無 定跡:付属

 

魔改造技巧2(通称?)

https://github.com/bleu48/shogi-eval/releases/tag/18.4

【形式】技巧型

【備考】Hefeweizenの開発者の方が技巧2の評価関数に学習を加えたもの。バイナリをダウンロードし、同じ名前のファイルと置き換えることで使用できる。

ブログ記事:技巧型の評価関数 - 48's diary

 

nn20180519(5/31追記)及びnn20180603(6/7追記)

 https://github.com/tttak/tnk-/releases

【形式】NNEU

【備考】tttak氏がT.N.K(後述)に独自に学習を加えたもの。

 

将棋ソフト一式のもの

 評価関数や探索部などがセットになっており、これだけダウンロードして導入すればそれだけで高レベルな将棋ソフトとして使用可能なもの。評価関数や探索部は他のものとの互換性があるものもある。

 

Godwhale+qzilla9(WCSC28出場名:大合神クジラちゃん2)

(k_ohga氏のgithubhttps://gist.github.com/ohga/09efd20ef4bfe489a111c8412d071eb7

【同時に公開されているもの】定跡:無

【評価関数の形式】KPPT

【使用可能な定跡の形式】やねうら形式、Apery形式

【備考】WCSC28で6位。評価関数・探索部ともに独自。KPPT型評価関数なので評価関数・探索部ともにKPPTであれば互換性がある。また、「qzilla7」という評価関数もここで公開されている。

また、クジラちゃんの公式サイトでもクライアントとして配布されている。http://garnet-alice.net/shogiengine/godwhale/client/

 

the end of genesis T.N.K.evolution turbo type D

https://github.com/nodchip/tnk-/releases

【同時に公開されているもの】定跡:有

【評価関数の形式】NNUE

【使用可能な定跡の形式】やねうら形式、Apery形式

【備考】WCSC28で5位。NNUEという形式の評価関数が用いられている。NNUE形式であれば他の探索部を利用することができる。

 

Apery

(評価関数バイナリ等・githubhttps://github.com/HiraokaTakuya/apery/releases 

(同・Google Drivehttps://twitter.com/HiraokaTakuya/status/993026320983457792

【評価関数の形式】独自形式

【使用可能な定跡の形式】Apery形式

【備考】WCSC28で3位。上記の項の通り、専用のツールを用いれば互換可能なKPPT形式に変換可能。

また、Aperyのリンク、使用法などが書かれた本家様のサイトはこちら。http://hiraokatakuya.github.io/apery/

 

HoneyWaffle

https://github.com/32hiko/HoneyWaffleWCSC28

【形式】KPPT

【同時に公開されているもの】定跡:付属

【使用可能な定跡の形式】やねうら形式、Apery形式

【備考】WCSC28で8位。やねうら王の探索部(HoneyWaffleとしてリネームされている)が付属している。リンク先のgithubのreadme中にgoogledriveのリンクがある。

 

探索部

 探索部単体で公開されているもののみ。評価関数と組み合わせることでソフトとして利用できる。

 

やねうら王2018

https://github.com/yaneurao/YaneuraOu/releases

【同時に公開されているもの】評価関数:最新のものはなし 定跡:有

【使用可能な評価関数の形式】KPPT、KPP_KKPT、NNUE(それぞれに対応した実行ファイルが別個に置いてある。詳しくはリンク先へ)

【使用可能な定跡の形式】やねうら形式・Apery形式

【備考】現在最もメジャーな探索部のひとつ。NNUE型探索部は今回追加されたもの。

 

人造棋士18号(WCSC28出場名:Hefeweizen)

https://github.com/Tama4649/18gou_bin

【同時に公開されているもの】評価関数:WCSC28のものは非公開 定跡:同

【使用可能な評価関数の形式】KPPT、KPP_KKPT(それぞれに対応した実行ファイルが別個に置いてある。詳しくはリンク先へ)

【使用可能な定跡の形式】やねうら形式

【備考】HefeweizenはWCSC優勝。WCSC28出場時の評価関数はこれを用いて学習されたそうだ。

 

定跡

 定跡単体で公開されているものについてはここで紹介する。上記の通り、ここで紹介する他にも評価関数や探索部などと共に公開されている定跡は数多い。

 

 千田定

https://twitter.com/chidanza/status/996067418932826112

【形式】Apery形式、sbk形式(ShogiGUI用)

 

妖怪惑星Qhapaq定跡

https://github.com/qhapaq-49/qhapaq-bin/releases/tag/cinderella

【形式】やねうら形式

【同時に公開されているもの】評価関数

【備考】ブログ記事:http://qhapaq.hatenablog.com/entry/2018/05/14/185215

解説や説明などがあるので併せて読んだ方がよいと思われる。