根岸の部屋

備忘録がてらに将棋(主にソフトとか角交換四間飛車とか)について書き殴ってます。棋力は絶賛伸び悩み中\(^0^)/ Twitter→@39th_theory

図らずもタイトル詐欺になっているらしい。

 唐突だがクイズ。本ブログ中の前記事の中で、もっともPVの多いものはどれだろうか。

 

 正解は下のもの。KKSを相手にして、早く▲4六歩と突いて腰掛け銀に組みに行こうとする居飛車に対する対抗策を、KKS側の視点に立ち解説したものである。 このブログ開設間もない初期の初期のころの記事だが、多くの方に閲覧していただけているようだ。

 

 ところで、問題はこの記事のタイトル「後手角交換四間飛車 アユム流▲4六歩対策」である。アユム流▲4六歩とは筆者の造語で、先の腰掛け銀に組もうという居飛車の作戦をこう表記したものである。なぜアユム流なのかはリンク先参照。

 なぜこの記事が最もPVが多いのか。確かにこれは以前少し話題になったことはある記事だが、他にも多少注目を得た記事はいくつかある。特筆すべきは本記事は長期的に渡りそこそこのPVを得続けていることである。他の記事は一時的に多く閲覧されたことがあっても、しばらくすれば沈静化するものがほとんどだが、この記事に関しては常にブログ内で上位のPVを確保し続けている。

 思うに、「角交換四間飛車 対策」などという検索ワードからこの記事に流入している数が多いのではなかろうか。角交換四間に対する対策を調べようと考えた居飛車党の方がこのように検索した結果このページに流れ着いた可能性が考えられる。確かに「後手角交換四間飛車 アユム流▲4六歩対策」のタイトルの中には「角交換四間飛車」とも「対策」とも入っており違和感はない。あるいは「KKS」などの類語に代えられていることも考えられるがあまり影響ないだろう。私としてはアユム流▲4六歩という居飛車側の作戦に対する後手角交換四間飛車側からみた対策、という意味で付けたタイトルなのだが、サジェスト的にはそう判断されなかったらしい。

 するとKKS対策を求めてきた方にとってこの記事は真逆の趣旨のものであり、言ってしまえばタイトル詐欺のような結果になってしまっているとおもわれる。だとすればそれは私の意図しないところであり心苦しい訳だが、かといって私の意図を汲みつつ居飛車党のサジェストを避けることの可能な代わる適当なタイトルも思い浮かばないのでどうしようもない。

 とはいえ、記事中では居飛車側の狙いもそれなりに解説している。居飛車党の方にとっても実りある内容になっている・・・といえないこともない、のか?むしろ私としては、居飛車党の方々の一部にはこちら側の勢力に参入していただきたいくらいなので、むしろちょうど良い、と思っておくことにする。